サードパーティ製のストロボで一際注目を集めるGodoxですが、製品の充実度が高い反面、どれを買ったらいいのかわからなくなることも多々あるかと思います!
今回はコマンダーについて各機種ごとの特徴をまとめてみましたのでぜひご参考にしていただければと思います!

動画はこちら
Godoxとは?
まずはじめに軽くGodoxの説明を。
Godoxは中華製の写真、映像向け照明メーカーです。
クリップオンストロボからモノブロックストロボ、LED照明やライティングアクセサリーまで幅広いラインナップがあり、独自のアイデアを持つ製品も展開するなど今注目のメーカーです。
メーカー独自のワイヤレスシステム(Xシステム)があり、今回はこのXシステムのトリガー(トランスミッター)の比較になります。
各コマンダーの特徴比較 X1T , X2T , Xpro
追記
※1 執筆当時amazon価格
※2 筆者がXproを所持していないので未確認ですが6グループ以降は通常のA-Eのグルーピングとは仕様が違うようです。
追記
※3 ファームウェアアップデートで対応しました!
共通の機能性としてはTTL対応、ハイスピードシンクロ可能、1/8000まで対応、後幕シンクロ可能(メーカーによる?)、送信可能距離100mって感じですかね。
X1Tの特徴
各メーカー用検索リンク
一番最初に発売したトランスミッターで現状一番安いです。
これでも基本的な機能は抑えられていて十分に使えますがTCMやBluetoothなんかの最新機能はありません。IDも設定できないので混線しそうな場所での使用は厳しいかもしれません。
グループボタンもなく操作もしづらいですし、画面がセブンセグメント方式なので情報量が少なくファンクション設定画面なんかも見辛いです。
X2Tとの価格差も千円ちょっとなので今これを買う理由はそこまで多くないかなと思います。
X2Tの特徴
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X1Tの後継機で似た形状ですが、グループボタンが新しく配置されていたり、液晶がドット液晶になり情報量が多くなりファンクションの設定もしやすくなりました。
IDも設定できるようになっているので混線対策もできます。
マウント部分がクイックロックシューマウントになっているのでワンタッチでロックできます!Bluetooth機能も現状X2Tのみの機能になります。
値段も安くて手に入れやすいと思いますが、TCM機能はありません。
Xproの特徴
各メーカー用検索リンク
Godoxのトランスミッターでフラグシップ機に位置しているであろう機種です。
一番ボタンも多く操作性が高い機種になっています。
ただ液晶が斜め上を向いている関係で三脚なんかで高めの位置に固定すると見えないのが難点かなと。
ただデメリットはそれぐらいで一番画面も大きく使いやすいと好評です。
一番高いですが、TCM機能は現状Xproだけの機能なのでTCM機能が必要であればXproを購入すると良いかと思います。
TCM機能とは?
TCM機能はTTL(自動調光)の出力をマニュアルの光量に置き換える機能です。
最初にTTLで発光量のアタリを決めて、そこからマニュアルで光量を調整することができるのでセッティングの手間が省けます。
Bluetooth機能
トランスミッターをスマホとBluetoothでペアリングすることでスマホからセッティングすることができます。
スマホとペアリングすることでスマホで写真を撮る際にXシステムのストロボを光らせることができます。
ただ現状未完成なのか筆者のスマホ(Huawei P20 対応表には記載あり)で使用した感じうまくシンクロする時としない時がありました。iPhoneだとどうなのかわかる方いましたらコメントで知らせていただける助かります。
まとめ
現状定価でX1Tを買うのは勿体無いかなと思います。
この価格差ならX2TもしくはTCMが欲しければXproがいいかと思います。
X1Tもタイムセールなどでかなり安くなるときもあるのでできる限り安く手に入れたい場合はそういうタイミングを狙うと良いかと思います。
Godoxのストロボの違いがわからない!という方はこちらの記事もどうぞ!
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読んでいただきありがとうございました!
コメント
仕事の為、使用用途は全く違うのですが、全くのド素人でしたがとても分かりやすい説明で、しかも、知りたい内容を的確に話されていたので最高でした。有難う御座いました。