みなさんデジタルカメラで撮影した写真はどうやって管理していますか?
筆者はもっぱらLightroomです。Lightroomを使用してる人は多いんじゃないですかね。
写真を始めたばかりの頃はAppleの写真管理ソフトのApertureを使用していましたがあれも2014年頃に開発終了してしまったので今は管理ソフトといえばLightroomという印象が強いのではないでしょうか。
でも月額を支払ってLightroomを使うほどじゃない……って方も多いと思うのでそんな方向けにOS標準機能を使った写真管理のアイデアをシェアします。
今回はMac OSですが、Win機でもやれると思うので似た機能を調べながらやってみてください。
写真ガチ勢には大人しくLightroomをオススメしておきます。
値段以上に快適になりますよ!
OS標準機能で写真管理をするにあたってやりたいこと
OSの標準機能でするにあたってまず普段からLightroomで行なっている管理作業を確認します。
- リネーム
- リサイズ
- ウォーターマークを入れる
- レーティング
- カラーラベル
- タグ付け
- メタデータの確認
管理作業にくくったらこんな感じでしょうか。
以外にシンプルですね。
ここからはやり方です。
Finderでのリネームのやり方(名前の変更)
ファイル名を変更するリネームですが、複数のファイル名を一括で変更したり連番をつけたりがFinderからできるって知ってましたか?
ここにファイル名がバラバラの犬の写真があります。可愛いですね。
この写真たちを統一した名前に変更していきます。
カーソルをドラッグして写真を全て洗濯した後で右クリックをすると複数項目(上の画像では13項目)の名前を変更というオプションが表示されるので選択します。
そうすると名前を変更する画面が出てきます。
タブを開くことでテキストの変更方法が選択できます。
テキストを置き換えるは今つけられているファイル名から特定の文字列を置換します。
テキストを追加は今つけられているファイル名にテキストを追加します。
フォーマットは今つけられてるファイル名を新しいファイル名に書き換えます。
テキストを置き換える
テキストの置き換えで小文字のdogを大文字のDOGに置換できます。
一括でつけた名前の一部を書き換えたいときに便利です。
テキストを追加
サンプル状態でデータを渡す際などに元のファイル名を崩さずにファイル名にsampleなどを一括で付与できるので便利です。
フォーマット
ファイル名が統一されてみやすくなりました。
ファイル名には日付や内容を自分なりの一定の法則性を持ってつけておくとあとあと探しやすいです。
特に日付を入れておくのは撮影日で探せますし、この日に撮ったんだなって一目でわかるのでオススメです。
ちなみに日本語のファイル名は文字化けの原因になるので避けたほうが無難です。
リサイズのやり方(画像サイズの変更)
リサイズは画像サイズ(縦と横のピクセル数)を変更することです。
一括でリサイズするのにはプレビューを使用します。
リサイズしたいファイルを全て選択し、プレビューで開きます。
プレビューで写真を開いたら、メニューバーの編集からすべてを選択(⌘A)をクリックして開いている写真全てを選択状態にします。
次にメニューバーのツールからサイズを調整を選択。
リサイズの条件を設定します。
サイズを合わせるの部分にはプリセットがありますがそんなに種類はないのでカスタムから指定する方がいいでしょう。
縦横比の固定のチェックを外すと縦横比が変わって潰れたり引き伸ばされたような写真になってしまうので通常はチェックを外さない方がいいと思います。
画像を拡大する場合はイメージを再サンプルにチェックを入れておきましょう。
これで確定すればリサイズ完了です。
ファイルサイズを小さくしたり使いたいサイズを指定する場合に便利です。
ウォーターマークを入れる
ウォーターマークは透かしのことですね。
著作権を明示するためにクレジット表記を入れるロゴやテキストをウォーターマークと言います。
ウォーターマークを入れるにはiMage Toolsを使用します。
ちなみにiMage Toolsでもリネームやリサイズができます。
ただ筆者の使用環境だとリネームやリサイズでいちいちこれを使うのも面倒だなと思うのでFinderやプレビューでやっています。
リネームやリサイズウォーターマーク入れなどを一気にやりたいようであれば便利ですよ。
今回はウォーターマークの入れ方だけ。
まずはアプリケーション一覧からiMage Toolsを開きます。
開かれたウィンドウにウォーターマークを入れたい写真を全てドラッグ&ドロップします。
右側に機能が一覧で並んでいます。
今回はその中からWatermarkを使用します。
ウォーターマークのタブを開くとこんな画面になります。
挿入するウォーターマークをロゴなどの画像か、フォントを使ったテキストにするか選べます。
今回はImageからフォト屋のロゴを入れてみたいと思います。
Scaleは挿入するイメージのサイズ、Opacityは不透明度になります。
3×3で表示されているドットはイメージを挿入する位置を示しています。
Offsetはx軸とy軸でそれぞれイメージをずらす設定値になります。
ここでスライダーをいじっていても挿入されるイメージのサイズ感がわかりませんよね?
そんな時は画像を一枚選択してから左上の目のアイコンをクリックします。
そうするとプレビュー画面が開くので実際にどうゆうふうにウォーターマークが挿入されるのか確認できます。
このプレビューがリアルタイムで変更が見れないので使いづらいですが微調整してウォーターマークのサイズを決めましょう。
ちなみにこの挿入されるイメージサイズは挿入するイメージのサイズに対しての%で指定するので、ウォーターマークを入れる画像のサイズがバラバラだとウォーターマークのサイズ感もバラバラになってしまうので最初にサイズは統一しておくといいと思います。
サイズ感の調整ができたら下部のSTARTを押して保存します。
保存先は任意で選べますのでフォルダを指定しましょう。
うっかりそのまま保存しても上書きはされずにファイル名にcopyとついて別ファイルになるので安心です。
これでサイズ感を統一して写真に透かしを入れることができました。
犬かわいい……。
カラータグ、テキストタグのつけ方
写真の選定などのためにカラータグを付与したり、写真の内容を記したタグをつけられたら便利ですよね。
レーティングは流石にできなさそうですが、Finderでタグの付与ができます。
タグを付与したい画像を選んで機能タブからタグ付けを選ぶと色付けやテキストでのタグがつけられます。
カラータグは写真の選定のために使ったり、テキストは「旅行」や「ポートレート」など大まかなジャンルなどをつけておくとあとで探すときに便利ですよ。
タグをつけた後はFinderのサイドバーから一発でまとめて表示させることもできますし、タグは複数付与することができるので検索欄から複数のタグの組み合わせで検索したりファイル名と組み合わせて検索することもできます。
メタデータの確認の仕方
メタデータの確認はFinderからそのままできます。
Finderのメニューバー>表示>プレビューを表示を選択すると、ウィンドウ内が分割されて画像の詳細が表示されます。
撮影の設定から色空間なども詳細に確認することができます。
メタデータの書き換えなんかはできないようですが情報の確認としては十分ですね。
まとめ
OS標準の機能、アプリでもかなり写真管理、というかファイル管理がしやすくなっていますね!
写真に限って言えば流石に専用ソフトの方が痒いところにも手が届きますが、ライトユーザーであれば必要十分な機能じゃないでしょうか。
特にリネームやリサイズは一つ一つやるのも大変なので、写真を渡す前に必要に応じてやってあげると相手に喜ばれることも多いですよ!
オススメとしては
- ファイル名には日付を含める
- 同じ内容の写真には連番をつける
- 文字化けするかもしれないのでファイル名に日本語は使わない方が良い
- よく撮るジャンルはテキストタグでジャンル分けする
- ウォーターマークを使った著作権の明示は大事
って感じですね。
ちなみにガチガチに写真をやっている人にはLightroomをオススメします。
やっぱり専用ソフトだけあってメタデータでの検索とか便利な機能がたくさんあるので。
その辺はまた別記事にまとめますね。
なんか他にも自分なりにこうしてる!っていう管理方法があればぜひコメントで教えてください!
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
コメント