美肌アプリが普及して「美肌加工」が女の子の中でデフォルトになりました。
被写体として女性を撮る機会は多いと思います。肌荒れを修正できるカメラマンは重宝がられますよ!
まずは修復ブラシの使い方を覚えましょう!
修復ブラシツールとは
画像の一部からサンプルを取り、それを元にペイントするツールです。
肌荒れの修正や画像内の不要物の除去なんかによく使います。
今回はこの画像の肌荒れを除去してみましょう。
修復ブラシの使い方
修復ツールにはスポット修復ブラシツールやパッチツールなどもありますが今回は「修復ブラシツール」を使います。
ツールパレットから修復ブラシツールを選択した後、画像内からサンプリングします。
サンプリングはAlt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらクリック。
その後ペイントした部分を塗るだけです。
修復ブラシのコツ
修復ブラシはサンプリングした部分を塗った部分にペイントします。
コピースタンプと違うのはサンプリングした元の素材を貼り付け先の色に自動で調整して合わせてくれます。
色は自動で合わせてくれますが、テキスチャー(質感)に関してはそのまま貼り付けられます。
なので貼り付け先とサンプリングする部分は似たテキスチャーの部分を持ってくるとなじみが良くなります。
修復ブラシのペイント先は新規レイヤーへ
修復ブラシを使うときに多くの人が修正したい画像レイヤーを選択した状態で行ってます。
それでもいいんですけど、それだと後で「元に戻したい」とか「再調整したい」状態になったときにまた最初からやることになってしまいます。
そんなときに便利なのがレイヤーです。
修復ブラシでペイントする内容を別レイヤーに分けてあげましょう。
新規レイヤーを作成します。
新規レイヤーができたら新規レイヤーを選択してアクティブにしておきます。
次に修復ブラシツールを選択した状態でオプションパネルからサンプルを開きます。
ここで「現在のレイヤー以下」、または全てのレイヤーを選択します。
この二つは調整内容に合わせて選んでくださいね。
これで新規レイヤーがアクティブの状態でも他のレイヤーからサンプリングすることができるようになります。
ここが現在のレイヤーになっているとアクティブにしたレイヤー(この場合何もない新規レイヤー)からしかサンプリングできない状態になっています。
透明のレイヤーからサンプリングしても何もペイントできませんよね。
だからここで別レイヤーからサンプリングできる状態にします。
この状態で最初にやったようにAlt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらクリックしてサンプリングしてペイントしてやることで、修復ブラシツールでペイントした内容が新規レイヤーに残ります。
これができていると表示、非表示を切り替えたり、修復ブラシの内容だけを消したり、隠したりできるので便利ですよ。
修復ブラシは肌荒れじゃなく画像内の様々なオブジェクトを消すのに使われます。
とても単純な機能なので基本の動作を理解して応用していってください!
まとめ
- 修復ブラシツールはサンプリングしたものをペイントするツール
- ニキビを消すのは超簡単
- 修復ブラシは色を自動で馴染ませてくれる
- テキスチャーはそのままなのでペイント先に似たテキスチャ部分からサンプリングするといい
- ペイント内容は新規レイヤーへ
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