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知らないと大変!カラーモード?解像度って何?【デジタル画像データの知識】

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会社などの業務で画像データを扱うことも多いかと思いますが正しい知識持ってますか?
画像を正しく扱うためには画像データの仕組みを正しく理解する必要があります。
正しい知識がないとせっかく丹精込めて作ったデータも色が汚くなったり画像が荒くなってしまいますよ…。

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デジタル画像をは大きく分けて2種類

デジタル画像には大きく分けて二つ、ビットマップ画像とベクトル画像があります。
それぞれ様々な情報が組み込まれており、正しく扱わないと色が変わったり画像が荒くなってしまいます。

ビットマップ画像(ラスター)

ビットマップ画像は無数の四角(ピクセル)を組み合わせて作られるイメージです。
ピクセル一つに対して一色を表し、それを無数に組み合わせることで階調表現に優れた画像になります。
Photoshopで処理する場合基本的にはこのビットマップを扱います。
撮影した写真などもデジタルの場合はこのビットマップ画像となります。

ベクトル画像(ベクター)

ベクトル画像は点(アンカー)と点を記録しそこから線(セグメント)を描画して作成されるパスを使った画像です。
ベクターは座標を記録し描画しているので作成時点では解像度という概念はなく、いくら拡大しても荒くなることはありません。
複雑な階調表現などには向いていなく、イラストやロゴ制作で使われることが多いです。

写真を扱う上では基本的にはビットマップでピクセルを使うと覚えていればいいです。
それぞれ特徴が違うのもありますが、できる編集とできない編集があるので気をつけてください。

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画像の解像度はピクセルの密度

ビットマップ画像を扱う上で重要なのが解像度になります。
これは画像の縦横が幾つのピクセルで構成されているか、を表しています。
例えば上にも載せたこの画像

サイズは1920 × 1280の画像になります。
これは横に1920個、縦に1280個のピクセルが並んでいるということになり、

1920 × 1280 = 2,457,600 約250万画素の画像ということになります。

この画素数が増えれば増えるほどより高画素の画像となります。

しば太
しば太

へぇ〜!ってことは高画素であればあるほど解像度が高いんだね!

フォト屋
フォト屋

一概にそうとも言えないんだな〜。

解像度はppi ( Pixel Per Inch )で表され、1inchの中に何個ピクセルが並んでいるかで表されます。
解像度とはあくまでも画素の密度のことなので画像を使用するサイズに左右されるのです。
もちろん画像を扱う上では画素は多いほどいい場面もありますが、あまりに画素が多すぎるとサイズが大きくなりすぎてしまうなどのデメリットもあるので使用用途に沿って適切な解像度を設定しましょう。

簡単に言えば大きく使うなら画素はたくさん必要だし、小さく使うなら画素が少なくても解像度は高く綺麗に表示することも可能!ってことです。

ディスプレイで表示する場合は72ppi程度でも問題ないことが多いですが、印刷前提の場合基本的には300〜350ppiでドキュメントを作成するのがいいでしょう。

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カラーモードとプロファイル

カラーモードとはデジタル画像の色情報の方式です。
大きく分けてPCやスマホなどのディスプレイで表示する前提のRGBと印刷前提のCMYKがあります。
そのカラーモードの設定を画像を表示する相手に正しく伝えるために用いるのがカラープロファイルになります。

カラーモード

カラーモードは メニューバー>イメージ>モード で確認できます。
Photoshopでの画像編集の場合、モードによってはできない編集内容もあるので、基本的にはRGBを選択するようにしていれば問題ないでしょう。
印刷前提でデータを作る場合はCMYKで作成するのもいいですが、よほど強いこだわりを持って作業するのでなければRGBからCMYKへの変換は専門の業者に任せた方がいいと思います。

ちなみにウェブ用の写真を間違えてCMYKで書き出してしまうとウェブに載せた時にこんな感じになります。

RGB
CMYK

この二枚カラーモード以外は全く同じ写真です。ウェブ上で表示するにはCMYKからRGBへ再変換する必要があるのですが、それがうまくいかずにこういった結果になります。

余談ですが2枚目の方ちょっと味が出てますね…(笑)

bitとは?

モードの下部にある bit ですが、これは色情報ほ数を表しています。
8bitは2の8乗 = 256色(0〜255)がRGBの各色に割り当てられ 256 ×256 × 256 = 1670万色扱えます。
16bitは2の16乗、32bitは2の32乗で膨大なデータ量になりますが、基本的に今普及しているモニターの大半は8bitまでしか表示できないので基本的には8bitで大丈夫です。

カラープロファイル

カラープロファイルは設定したカラーモードや色域の設定を画像データに組み込み、表示する側に伝え、正しく表示できるようにするためのプロファイルデータです。
カラープロファイルの詳しい説明はここでは省略しますが、プロファイルの組み込み方は簡単です。

書き出しウィンドウ下部に表示される「カラープロファイルの埋め込み」にチェックを入れるだけです。

CMYKプロファイルあり

CMYKプロファイルなし

作成したデータをモニターで表示する際もCMYKからRGBへの変換が必要になりますが、プロファイルがあれば正しく表示できます。一方プロファイルがない方は彩度が落ちたような画像になっています。

意図した色を正しく伝えるために基本的にカラープロファイルは常に埋め込んで置くようにしましょう。

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まとめ

  • 画像にはビットマップとベクトル画像がある
  • 解像度はピクセルの密度
  • 解像度が高いほど高精細な画像になる
  • 印刷する場合300〜350ppiが一般的
  • カラーモードは大きく分けてRGBとCMYKの二つ
  • デジタルの場合基本的にRGB
  • bitは再現できる色の数
  • プロファイルはカラーモード、色域を正しく伝えるもの

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