
スタイリッシュな大光量 Godox SL100D

フォト屋でもたびたび紹介しているGodoxの製品ですが今回は定常光といわれるどちらかというと動画用の機材のご紹介になります!
ゴドックスの定常光に関しては最近出た人気のML60がありますが光量としてはその上の100W照明、SL100Dのご紹介になります!
SLシリーズに関しては古いモデルでSL60、その後継機種で150W、200WモデルのSL150ⅡとSL200Ⅱがあります。
今回のSL100Dはちょうどラインナップされているモデルの間をとるモデルになります。
製品内容

製品内容に関しては
- 本体
- リフレクター
- ACコード
- ケーブルラップ
になります。
Godoxの照明にしては珍しくリモコンが付属しません。
後述するBluetooth機能が本体にあるからかもしれませんがリモコンも欲しい人は要注意ですね。

Godoxのロゴ入りのケーブルラップはこれまで見てきた製品で付属しているのは初めてでした。
綺麗な発色の黄色でかわいいんですけどどうせならGodoxのブランドカラーのオレンジにしたらいいのに…と思いました。
製品外観

製品本体に関しては243 × 205 × 127mmの光量に対してはなかなかに小型でスタイリッシュです。
重さは1.6kgでSL150Ⅱの2.95kgと比べてもかなり軽く作られています。
手に持った感じも全く重たい印象はないので、100Wの照明とは思えないほど楽に取り回しができると思います。



発光部のマウントはボーエンズマウントになっているので普段使い慣れたアクセサリーがそのまま使用できます。

付属のリフレクターを付けた状態。
付属のリフレクターを付けた状態での照射角は見つけられなかったのですがこのリフレクターを付けた状態で1mの距離の光量が32100LUXになるようです。
本体に対してかなり大きく感じるので実際使用する際には本体以上に取り回しに影響しそうですね。

操作部分に関しても古いGodox製品っぽさはないスマートな印象です。
とてもきれいにまとまっていて個人的にも好きですね。
本体機能

光量に関しては右側のダイヤルを回して1%刻みで調整できます。
FXボタンを押して左のダイヤルを回すことで以下のFX(エフェクト照明)を使用できます。
- FX1 フラッシュ1 明滅エフェクト
- FX2 フラッシュ2
- FX3 フラッシュ3
- FX4 ストーム1 雷雨のようなエフェクト
- FX5 ストーム2
- FX6 ストーム3
- FX7 TV
- FX8 ブロークン 切れかけた電球のようなエフェクト

GR、CHボタンはそれぞれを押してからDIMダイヤルを回すことで値を変更することが出来ます。
GRとCHを同時に押すことでIDの値を変更することが出来ます。
Bluetoothボタンを長押しすることでペアリングモードになり、Godox Lightアプリでの操作が可能になります。
こういった製品は大体そうですが操作自体は難しい部分はなく直感的に使用することが可能ですね。
アプリ対応 Godox Light

筆者の知る限りではSLシリーズで初めてアプリによるBluetooth制御に対応しました。

アプリ自体はとてもシンプルなんですがちょっと使いづらい印象を受けました。
日本語ではなく英語のみの表示のようです。

基本的には新しいスタジオを作成してAddから製品を登録するようです。
Bluetoothボタンを長押しするとアプリのほうに製品が表示されるので選択して追加します。

アプリからは光量だけでなくケルビンや色合いなどもFXモードなども変更することが出来ました。
今回はSL100Dのモデルでしたが兄弟機のSL100Biの場合はここでケルビンも指定することが可能なはずです。
アプリから複数の照明をコントロールできるのはやはりとても便利ですし、直感的にいじることが出来るので良いですね。
販売店様から技適証明を取得してある旨の連絡をいただきました!安心して使用できそうですね!
ただ一つ注意点なのですが今回提供いただいたSL100Dに関しては日本の技適マークが確認できませんでした。
今回紹介したアプリ操作に関しては自己責任で試しましたが基本的には国内で使用できないものとなってしまいます。
アプリでの制御のほかに2.4GHzを使用したリモコンもあるのですがそちらでの使用も不可になりそうですね。
技適に厳しい日本に関してはここはマイナスになってしまう印象です…!
静音性に関してはちょっと注意…

フォト屋でも紹介した比較的最近の照明、GodoxのSL150ⅡやML60はかなり静かだったんで期待していたのですが今回のSL100Dに関しては正直静かとは言いづらい感じです。
決してめちゃくちゃうるさいって感じではないんですがぜんぜん静かではないです。
150Ⅱよりも光量自体は小さいので意外でしたが小さい筐体なので放熱に関してはファンに頼った排熱が主なのかもしれません。
ファン自体は回転制御が入っていて光量に対して回転数が変わるので光量を上げると少しうるさくなります。
ちなみにファンの完全停止はできません。
無音状態にすることはできないので要注意です。
色温度が調整できる兄弟機SL100Bi
今回紹介したのはSL100DですがDではなくBIモデルはバイカラーになっていて色温度を調整することが出来ます。
バイカラーモデルは最近の定常光だと多くなってきていて、映像現場だと環境光に合わせる必要があることが多いのでとても便利なモデルですね。
クーポンコードいただきました!
※クーポンご利用について
クーポンコードの割引率、利用期間、リンク先などは変更になる場合がございます。
ご利用の際は必ず割引されているかご自身にてご確認ください。
こちらでも適用されることは確認するようにはしておりますが、ご購入の際に適用されていなかったなどの事例に対しての対応はできませんので利用の際は必ずご確認ください。
2021 / 8 / 30まで
10%OFF クーポン 4FON5KXS
小型で取り回しが楽な大光量

今回紹介したSL100Dですが100Wの光量でこの小ささもいいんですが個人的にはこの軽さが魅力的に感じます。
よいしょって扱うことが無い重さですね。
とても楽にとっり回しが出来る大光量照明といった印象でした。
ただ音に関してはやっぱり少し残念な印象ですね。
マイクの近くに設置するのは少し躊躇するかなといった感じなので音声別録りなどの音を気にしない現場かマイクから離れた位置で照らす役割なら問題ないかなと思いました。
多分ですがヒートシンク部分を少なくすることで軽くしているのもあると思うのでその辺はトレードオフなのかなといった印象です。
使いどころは選びますが使い勝手自体はとてもいい製品なので兄弟機のSL100BIも併せて気になる方は要チェックです!
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
コメント