缶ジュースサイズのストロボ AD100Pro
みなさん、先日Godoxより発売されました缶ジュースサイズのストロボ AD100Pro は知っていますか?
GodoxのバッテリーモノブロックストロボにはADシリーズと呼ばれ、その中でもプロ仕様のクオリティとしてProシリーズがあるのですが、そんなGodoxのプロラインに末っ子が登場しました。
これがなんと350mlの缶ジュースと似たサイズということでかなり話題になっていたんですよね。
これは気になる…!!
ということで今回はそんなAD100Proのほうをメーカー様よりご提供いただきましたので今回はAD100Proを開封しながら製品の特長についてみていきたいと思います!
開封 & 付属品
これまでのADシリーズにならってAD100Proもケースが付属してきます。
AD300Proなどのケースは本体の大きさに伴ってかなりの大きさになりますがAD100Proは本体が小さいのでケースに入れていてもかなり小さくまとまってくれますね。
ケースを開けるとこんな感じ。
内容物は
- 本体
- 説明書
- 保証書
- バッテリー
- 充電器
- ACアダプター
- USB-C to USB-Aケーブル
- アンブレラホルダー
になります。
バッテリーに関してはV1と兼用のものになっているようで充電器に関してもモノを見る限り同じもののように感じます。
この充電器が秀逸で非常に小型になっています。
リチウムイオンバッテリーはカメラ周辺機器では非常に多く使われていますがチャージャーがここまで小さいのは他にないのではないでしょうか。
また、チャージャーへの入力がUSB-Cになっているので付属のケーブル、ACアダプターを使用しての充電はもちろん社内のシガーソケットからやモバイルバッテリーからの給電も簡単に行えるのがありがたいですね!
本体外観
本体ですが事前にでていたGodoxからのプロモーション動画などで本体のサイズ感は知っていましたが改めて手元で見てみると非常に小さくて軽いですね!
形状がシンプルな円筒形に収まっているのもパッキングがしやすそうですね!
本体底部には1/4ネジ穴が二つあります。
どちらのネジ穴にも付属のアンブレラホルダーが固定できるようになっています。
発光部底面には小さいですがファンがついています。
テスト発光させた際にはフル発光7回でファンが回転し始めました。
ファン自体に回転数制御はなさそうでいきなり全開っぽく回り始めます。ストロボを使うシーンとしては写真の場合がほとんどだと思うのであまり気にしなくてもいいですが結構うるさいです(笑)
動画と並行する現場なんかだとかなりキツイ音量になります。
発光面はこんな感じ。
個人的にはこの黄色みがかった感じがどんな発光特性を生んでくれるのかちょっと不安な気もします…
今回は光のテストなんかはしていないですがV1の製品写真と見比べてもちょっと黄色すぎる気もしますね…
また改めて光の質感も確認したいです。
AD100Proは単体でのズーミングもできるようになっています。
28mm、35mm、50mm、70mm、85mmの照射角で調整できます。
操作部横には3.5mmのシンクロソケットとUSB-Cポートがあります。
USB-Cはソフトウェアアップデートに使う端子になります。
本体側面には大きめのバッテリーリリースボタンがあります。
このバッテリーリリースに関してですがリリースするときは飛び出してくるバッテリーに注意です。
中のスプリングが強いのか結構な勢いで飛び出してきます(笑)
操作部
マニュアルモード マルチ発光モード TTLモード
本体操作部はこんな感じ。
今までに他のADシリーズを触ったことがあれば迷うことなく使えるインターフェースになっています。
今までと違うのが視認性。
今までの製品も別に悪くなかったと思いますがAD100Proは一段コントラストが強くはっきりした表示になっている気がします。
ひとつこれは良い!と思った工夫がこれです。
電源ボタンを押すとダイアルを下に回してロック解除するよう表示して知らせてくれます。
AD300Proなんかだと電源ボタン長押しで起動なんですが確率は低いとはいえ長押しなので荷物の中で起動する可能性もあるんですよね。
その点今回の電源ボタン+ダイアルを下に回すという操作は誤起動を高確率で防いでくれそうな気がします。
ポータブルライトで電源も潤沢とは言えない中でカバンの中で無駄に起動して無駄に発光してたら…
ロケ地について電池が全然ない…なんてことにもなりかねないので個人的にはこれはアリだと思います。
人によってはめんどくさいと感じることもありそうですけどね。
ファンクションメニューに関しても非常に見やすく設定しやすいですね。
モデリングライト
V1と同じくAD100Proにもモデリングライトが搭載されています。
1.8Wなので光量的に強いわけではないですが直当ての時なら参考になりますし、AF用の補助光などでも使えそうです。
発光面の写真を載せた際にズーミングについても触れましたが残念ながらこのモデリングライトに関してはズーミングとは連動しません。
なのでズームした際には思った光の周り方にはならないかもしれませんね。
モデリングライトのLEDライトは円形の発光部の中でも下部の一点になります。
そういった意味では過度の期待は禁物ですね。まぁそもそもこのサイズの照明のモデリングですからあくまでもオマケ程度の認識のほうがよさそうです。
最大の利点、ラウンドフラッシュアクセサリー
AD100Proの最大の利点の一つに本体にそのままラウンドフラッシュアクセサリーが使用できることがあります。
ラウンドフラッシュアクセサリーというのはGodox V1や H200Rなどの円形の発光部分にマグネットで取り付けることが出来る簡易的なフラッシュアクセサリーになります。
ディフューザー、カラーフィルター、スヌート、グリッド、バーンドアなど…大きさ的にも簡易的なものになってしまうのは仕方がないですがあると便利なアイテムがたくさんあります。
特に個人的にはカラーフィルターは本当に便利でよく使っています。
ゴムバンドやマジックテープで取り付けたりするカラーフィルターですがマグネットで取り付けられるの利便性には全くかないませんね。
ひとつ持っておくと助かることも多いアイテムです。
買う理由はこのサイズ感一択
さてここまで本体を見ながら特徴を紹介してきたAD100Proですがこのストロボ、どんな人におススメなのか…。
それは
このサイズ感めっちゃいいじゃん!
と思った人です。
正直機能性とか光の質とか光量とかのバランスを見ると絶対これ!!って製品ではない気がするんですよ。
それはこのAD100Proが悪いってことではなくてGodoxの製品ラインナップが細かすぎるってことなんです。
いや、ありがたいんですけどね。
ポジション的にはV1とAD200Proに挟まれるAD100Proですが利便性ならV1、光量や光の質感ならAD200Pro、大きさや軽さと光量のバランス感ならAD100Proって感じだと思います。
クーポンコード
今回製品の紹介に合わせてクーポンコードのほういただきましたのでぜひご利用ください!
6%off クーポン:FCRN6ARS
2021 / 04 / 20 まで
※クーポンご利用について
クーポンコードの割引率、利用期間、リンク先などは変更になる場合がございます。
ご利用の際は必ず割引されているかご自身にてご確認ください。
こちらでも適用されることは確認するようにはしておりますが、ご購入の際に適用されていなかったなどの事例に対しての対応はできませんので利用の際は必ずご確認ください。
まとめ
ロケで多灯撮影でも持っていくことに億劫にならないサイズ感と軽さ、これがAD100Proの魅力かなと思います。
日中シンクロなんかだとメンライトとしては弱いかもしれないので他のメインライトを揃えたり、あるいはズーミングで光量を集中させたりなんて使い方でもいいかもしれません。
あるいは簡単に脱着できるラウンドフラッシュアクセサリーを使う前提でバックライト用やエッジライト、スポットライト要因なんかとしてサブで揃えてもいいかもしれませんね。
これから照明を集めていこう!って人なら最初の一灯にいいと思います。
他の照明揃えたらサブに回せますし。
これからストロボを買おうと思っている人は一度チェックしてみるといい製品だと思いますよ!
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
コメント