フォト屋の読者様は写真を撮る方が多いと思うのですが皆さんLEDライトは使っていますか?
写真を撮る際によく使われる照明は瞬間光といわれるストロボですが、今回紹介するのはLEDの定常光になります。
今回の製品、ぶっちゃけめちゃくちゃいいです。
映像関係者には特にチェックしてほしいけど、瞬間光にまだ慣れていない人にも、瞬間光に足して面白い写真が撮りたい人にもお勧めできます。
動画はこちら
今回販売店様からクーポンをいただきました!
記事最後に記載してありますのでぜひご利用ください!
超小型で取り回し最高なLEDライトML60
今回紹介するのはGodoxから発売された小型LED照明のML60です。
名前からも想像しやすいですが60Wの定常光です。
定常光のこのライトは思ったより注目度が低かったですが実際に使用してみるとかなりいい感じです。
本体の完成度は高くユーザビリティもよく考えられた製品です。
製品に同梱されている小物を並べた写真です。
このML60はLEDの定常光でAC電源での駆動とバッテリーでの駆動が選べる形になっています。(左下バッテリーパック、右下ACアダプター)
※バッテリーパックからの給電ケーブルやACアダプターからの電源ケーブルは写っていないだけでちゃんと付属します。
しっかりとした筐体で放熱効率もよさそう
本体に目立つハニカム状の排熱部ですが本体自体が触るとひんやり冷たく筐体が外装まで金属でできていることが分かります。
この小型な本体で60Wの光量を扱うにあたっての放熱に対する対策を強く感じます。
手荒に扱わないに越したことはないですが金属製の筐体で電源部も別なのでそれなりに衝撃にも強そうな印象も受けますね。
LED発光部。
マウントはAD300Proと同じGodoxマウントで円柱部分に関してはAD300Proとほぼ同じサイズだと思います。
ゴドックスマウントは小さくてよさげですがいかんせんまだアクセサリーが充実していないしボーエンズマウントのアクセサリーをたくさんすでに持っている人も多いかと思いますが、AD300Proと同様にS2ブラケットを使用することでボーエンズマウントのアクセサリーを使用することもできるので安心です。
付属のリフレクターを装着したのがこちら。
リフレクターを付けると小型感が薄まりますね。AD300Proぐらいのリフレクターだとうまく光が回らないのかな。
出来ればもう少し小型のリフレクターで運用したいですね~。
めちゃくちゃ静かな60Wライト
上で放熱効率がよさそうと書きましたが、このライト、めちゃくちゃ静かです。
マジで。
ファンが下部にありここから空気を取り込んでいるんだと思うのですがファンを動作させていても生活音の中では手元に近づけないと聴こえないレベルです。
本当に静か。
このサイズに60Wの光量を収めてありながらこの静音性はすごいです。
ちなみにML60はファンを完全に停止させることもできます。
取り回しがしやすいハンドルを使ったバッテリー駆動
付属してくるハンドルを取り付けたところがこんな感じ。
ML60は非常に小型なので映像のロケ撮影なんかを想定されているんじゃないかと思います。
ハンドルと本体の接合部に関しては溝が切られていてまっすぐ取り付けられるようになっています。
バッテリーパックをハンドル部分に取り付けて固定することが出来ます。
固定されることで非常にハンドリングがしやすくなりますがバッテリーを2つ付けた状態だと片手での長時間のハンドリングは少し大変かもしれません。
グリップをそのままライトスタンドに取り付けることが出来るようになっています。
グリップの可動部分に関してはクリック感のない無段階可動になっています。
先ほどの小物を集めた写真ではケーブル類は写してなかったがバッテリーパックから本体への給電ケーブルに関しては短いものと長いものが付属してくる。
グリップにバッテリーパックを取り付けた際は短いものを使用するとぴったりの長さです。
たださっきも書いた通り手元にバッテリーが2つあると長時間のハンドリングはキツイので長時間手持ちで運用する際は長いほうのケーブルを使用してバッテリーパック自体を腰元やショルダーバッグなどを持っていればストラップ部分に固定してやったほうが楽だと思います。
バッテリーは汎用性の高いLバッテリー
バッテリーパックでの運用の際に使用するのはカメラの周辺機器でもよく使用されるソニーのLバッテリー規格になります。
このLバッテリーという規格は互換製品がたくさんあるので信頼性の高いメーカーを探して使うようにしましょう。
ちなみに今回僕が購入した販売店だとこのLバッテリー NP-F970というバッテリーが2つと充電器が2つ付属してきました。
このLバッテリー、購入すると結構な値段がするのでついてくるのは良いのですが、持ってる人はたくさん持っていそうなバッテリーなのでそういった場合はバッテリーがセットになっていないものを探してみると安く購入できるかもしれません。
バッテリーの残量に関しては本体での確認はできずバッテリーパック側での確認になります。
リリースボタンを押しこんでそこからさらにカチッと音が鳴るまで押し込むことで残量が表示されます。
細かい工夫がされた付属品
Vマウントで固定することが出来るホルダーが付属してきますが、ACアダプターなどをライトスタンドのポール部分などに固定することが出来ます。
重たいACアダプターやバッテリーパックをぶら下げる形になると端子部分に負荷がかかって破損の原因になるのでこれはうれしい付属品ですね。
バッテリーパックの下部が開くようになっていてなんだろうこれはと思ったのですがこの部分を開くことによってグリップを取り付けたML60が自立するようになります。
これが意外と安定感があって便利です。
ロケ中にちょっと置いとくなどの時に便利ですよね。
ハンドルグリップ部分ときちんと水平が撮れているのでその辺もしっかり作られていますね。
周辺機器をまとめて運べるケースが付属
ML60は上に書いたように取り外すことのできるパーツ類が多いですがそれらをひとまとめにして運べるケースが付属します。
届いた時もこのケースに入れられた状態で箱に梱包されて届きました。
ML60一式をしっかりと梱包して持ち運ぶことが出来ます。
保護ケースとしてはかなりしっかり作られていますね。ショルダーベルトも付属してきたので肩掛けで持ち運ぶことも可能ですよ。
シンプルで扱いやすい操作部
瞬間光のストロボに比べたら非常に簡潔な操作部分になっています。
右側が光量調節のダイヤル、左側のダイヤルを押すことでメニューに入ります。
メニューに入ったら左のダイヤルで項目を選び、右のダイヤルでパラメーターを選択します。
メニューは
- ファンの動作
- ワイヤレスの動作
- FX(ライティングエフェクト)
- チャンネル
- グループ
- ID
になります。
ML60はファンを停止させることが出来ます。そもそもかなり静かなML60ですがそれでも気になる場合はファンを止めましょう。
ファンを止めると画面にファン停止状態を表すアイコンが表示されます。この状態だと50%までの光量に制御されるので注意しましょう。
光量に関しては今回は詳しい検証はしませんが0%から100%まで1%ごとに調整できるのでかなり細やかなライティングが可能です。
1% 50% 100%
クーポン
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こちらでも適用されることは確認するようにはしておりますが、ご購入の際に適用されていなかったなどの事例に対しての対応はできませんので利用の際は必ずご確認ください。
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小型で大光量でめっちゃくちゃ静かです
60Wというなかなかの光量でこのサイズっ手だけで驚きですがこの照明そもそもかなり静かです。
このライト、正直価格を見たときはもうちょっと安くできなかったかなぁ~…とか思ったんですけどこんだけ静かで小型で取り回しがしやすいといや~買ってよかったな~って気分になりますね。
光量に関してはこちらの動画で簡単に使用感を話しているのでぜひ一度チェックしてください。
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
コメント
参考になりました!確かに手持ちだとバッテリー重いので、腰とかにつけられるの便利ですね!SL60とFalconeyesのrx 18tdと悩んでます〜
ml60にあうおすすめのソフトボックスとスタンドも一緒に紹介して欲しいです!