キヤノン用のレンズをソニーで使うための格安マウントアダプターを購入したら内面が反射しすぎて使い物にならなかったので反射防止処理をしてみました!
難しいことはしていないのでもしマウントアダプターの内面反射で困ってたら試してみてください!
格安マウントアダプターを購入
筆者はソニー機を使用しているのですが以前はキヤノン機を使っていました。
なのでEFレンズを使っており、まだ完全にソニーEマウントに移行しきっていない状況です。
MC-11も使用していたのですが、レンズの組み合わせ次第ではもう一つマウントアダプターがあるといいなぁと思い購入を検討。
元々MC-11とSIGMAの24-70mmの組み合わせでのAFのスピードには不満を持っていたので他のアダプターを試してみたいと思って購入したのがこれ。
動作は悪くない、ただ内面が……
早速SONYのα7RⅢとSIGMAの24-70mm F2.8 Artの組み合わせに使用。
MC-11より速くAFが合います。ただ制度はめちゃめちゃいいってほどではない。
まぁ値段も値段だし及第点かなって感じ。僕個人としては満足な部類です。
ただテスト撮影を続けていくと困ったことが……

なんだこれは!!!!
盛大なフレアが。
上下左右から角度のついた強い光源があると盛大なフレアが出ます。
こんなの使えねぇよ!とアダプター内部を確認すると…

なななななんだこれは!!!!
反射しまくりである。
内部処理?なにそれ状態。
これは流石にダメだってことで内部を反射防止処理することに。
内部を非反射処理してみた
いろいろ調べてみたらどうやらマウントアダプター内部に貼るシールタイプの反射防止処理材があるようなのでとりあえずアマゾンでポチってみた。
「ファインシャット極」という商品。
表面が細かい溝や微細発泡状の反射防止素材を使用しているシールで超簡単に反射防止処理ができそうです。

シール自体は190mm x 53mmでカットして使うタイプ。
マウントアダプターの前半分、後ろ半分で形状が違うので上下左右 × 前後で8枚切り出して貼りました。
寸法自体はざっくりですがシール自体が薄いので多少重なっても写りには関係なさそうです。
このファインシャット極を貼った状態がこちら。

反射の具合が全然違います。
当たり前ですけど。

これは期待できます。
ビフォーアフター
早速実写で確認します。

!!!!!
ここまでとは。
先ほどまであった盛大なフレアが消えました。
残っているゴーストはレンズ保有のものです。
わかりやすいように並べてみます。


ゴーストの位置をみてもらえればわかりますがレンズへの光の入射角を変えたわけではありません。
ということでこれは「ファインシャット極」様の絶大な効果ですね。
MC-11なんかは内部の反射処理がきっちりされていて、見比べてみるとファインシャット極も似たような素材なのでこれを貼りさえすればお値段の貼るマウントアダプターにも劣らないアダプターになりますね。
ってことで反射に困ったらファインシャットです!
内部反射で困っている方はぜひ試してみてください!
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
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