ワイアレスのテザー撮影の場合はJPEGだけ送信するのが楽だよ!
以前テザー撮影のためにMacBookを購入したんですが、いざ使い始めると使う機会の多いこと多いこと。
その場でクライアントと確認できるのはトラブルも避けられますし、なにより再撮の必要性をその場で判断できるのはクライアントにとってもカメラマンにとってもいいことですよね〜!
最近はWi-Fiを搭載した機種も増えて、カメラとPCを無線で繋ぐ「ワイアレステザー撮影」も一般的になってきましたね。
今回はCanon機種の話になるのですが、ワイアレステザー撮影の際に便利な設定、JPEGのみ送信!という裏技をお教えします。
ワイアレスは遅い!
Wi-Fi介してカメラとPCをを接続するワイアレステザー撮影ですが、実はワイアレスでの転送は遅いです!
仕事での撮影なんかはRAWで撮ることも多いと思いますが、RAWを転送するとなると大変!環境にもよると思いますが平気で数十秒かかることもあります。
1ショットごとにです!(笑)
RAW+JPEGならもっとかかります(笑)
こんなんじゃ撮影の集中力が持たないですよね。
かといって編集前提の写真の場合RAWのほうが圧倒的に画質も維持できますし。
そんな時に便利なのが「JPEGだけ送信」
この設定にすると、メモリーカードにはRAW+JPEGが記録され、PCにはJPEGのみが送信されます。
なのでシャッターを切ってから画面に表示されるまでのタイムラグが数秒にまで短縮されます。
これなら撮影の集中力も保てますよね!
EOS UtillityとDegital Photo Professional
この設定を使うにはCanon純正のソフトウェア、EOS UtillityとDegital Photo Professional (以下DPP) が必要になります。
どちらもカメラを買った時の付属のCDに収録されてますので無料です。
CDを無くしちゃった!って方も安心。Canonの公式サイトでシリアルナンバーを打ち込めば無料でダウンロードできます。
キヤノン:ダウンロード|デジタル一眼レフカメラ【EOS DIGITAL】:機種を選ぶ
設定方法
これがEOS Utillityのカメラの操作画面。
カメラの撮影に関する設定が表示されています。
撮影した結果がこちらDPPの画面に表示されます。
Canonの純正ソフトウェアではこの二つのソフトを連携してテザー撮影を行っていくことになります。
で、今回の設定はカメラとの通信設定なのでEOS Utillity側になります。
EOS Utillityのこの部分をクリックします。
ちなみに今はパソコンのみにデータを記録する設定になっています。
ここで「PCとカメラ内のメモリーカード」の部分を選択します。
この時、「RAW+JPEG設定時は、JPEG画像のみをPCに転送する」にチェックを入れることを忘れずに。
さっきとは表示が変わりました。
これでPCへはJPEGのみ、カメラ本体にはRAW+JPEGが記録されます。
あ、撮影設定自体をRAW+JPEGにすることもお忘れなく。
僕はワイアレス撮影をする場合は基本的にこれで撮っています。
Lightroomでもテザー撮影はできますが、この設定は無さそうなので。
というかそもそもDPPよりも遅いので(笑)
とはいえLrにも良いところはあるんです。
なにより基本的に写真をLrで管理している人は後々またLrのほうに読み込むわけで、その手間が省けるのは楽ですよね。
僕はRAWをPCに転送したり、Lrを使いたい!って時なんかは有線で撮ってます。
逆に言えば有線で撮れる環境であればLrでテザー撮影を行います!
有線はやっぱり早いですからね!
Lrでのテザー撮影はまた今度記事にしますね〜。
てか、カメラとPCのつなぎ方書くほうが先かな!?(笑)
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
コメント