不要物の除去といったらPhotoshopマジックの一つ!そんな不要物の除去がめちゃくちゃ簡単にできる「コンテンツに応じた塗りつぶし」を紹介します!
コンテンツに応じた塗りつぶしってなに?
画像の一部を画像に準じた形で半自動的、または自動的に塗りつぶしてくれる機能になります。
簡単なものであればこの機能だけで不要ブツを除去できますよ!
コンテンツに応じた塗りつぶしの使い方
今回はこの画像内からスズメを除去して見ましょう。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/sparrow-4362409_1920.jpg?resize=550%2C363&ssl=1)
まずPhotoshopで画像を開いたら選択ツールを使ってスズメを選択します。
除去したい部分が選択できればなんでもいいのですが、除去したい部分を一回り大きく選択したいので今回はなげなわ選択ツールでラフに選択範囲を作成しました。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.27.31.png?resize=550%2C375&ssl=1)
選択範囲ができたらメニューバーの編集からコンテンツに応じた塗りつぶしを選択します。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.27.14.png?resize=845%2C472&ssl=1)
コンテンツに応じた塗りつぶしを開くとこんな画面になります。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.37.12.png?resize=768%2C438&ssl=1)
設定によって色がつがうかもしれませんが、上の画面だと緑色にオーバーレイ表示されている部分が、自動塗りつぶしの際に参照されている部分です。
このままだと塗りつぶされた部分が変になっているので参照部分を調整します。
左上のサンプリングブラシツールを使って不要部分を除去していきます。
最初は塗りつぶすために作成した選択範囲以外全てがサンプリングされていますのでサンプリングブラシはデフォルトでマイナス(除外)設定になっています。
これで不要な部分を除外していきます。
除外していくとプレビュー画面の塗りつぶしに反映されていくのでチェックしながらサンプリング部分を調整します。
除外しすぎた場合はAlt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら使うとプラスになり追加できます。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.23.45.png?resize=768%2C459&ssl=1)
今回はこんな感じのサンプリングになりました。
塗りつぶしたい部分に似た範囲だけをサンプリングするとうまくいきます。
カラー設定は初期設定。
塗りつぶした部分の色を馴染ませたい時に調整します。だいたい初期設定でいい感じ。
他設定もうまくいかない時にいじってみるといいかもですが、だいたい似た部分をサンプリングしてやるだけである程度うまく消えます。
出力先を新規レイヤーにしておくと塗りつぶした内容が新規レイヤーに保存されます。
現在のレイヤーや、レイヤーを複製にすると塗りつぶした内容だけでの保存ができないので注意です。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.24.55.png?resize=1024%2C584&ssl=1)
塗りつぶしの内容が新規レイヤーに保存されています。
たったこれだけ、超簡単です。
自動で塗りつぶす
上でやった内容は半自動的なやり方でしたがコンテンツに応じた塗りつぶしはもっと簡単に使うことができます。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/tractor-4360784_1920.jpg?resize=550%2C319&ssl=1)
この画像のトラクターを除去して見ましょう。
長方形選択ツールでトラクター部分を選択します。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.48.37.png?resize=1024%2C657&ssl=1)
選択ツールで右クリックするとオプションパネルが開くのでそこで塗りつぶしを選択。
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.48.49.png?resize=707%2C427&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-28-01.48.56.png?resize=489%2C344&ssl=1)
さらに開いた画面で内容をコンテンツに応じる、カラー適用にチェック、描画モード通常、不透明度100% でOKをクリックすると…
![](https://i0.wp.com/photoya.net/wp-content/uploads/2019/07/tractor-4360784_19201.jpg?resize=1024%2C651&ssl=1)
このように塗りつぶされます。
よくみると荒いですけどね(笑)
完全に自動でもここまでできます。
ただこの場合塗りつぶした内容を別レイヤーに分けることができないので注意です。
あくまでも簡易的な処理になります。
まとめ
コンテンツに応じた塗りつぶしはめちゃくちゃ便利で画像によっては今まで地道にやってきた内容が一瞬でできる神ツールです。
ぜひ一度使って見てくださいね!
コメント