LAOFAS Rainbow Fresh RGB LED Video Light
※PERGEAR様から製品提供を受けてのレビュー記事になります
今回販売店様から新製品のご連絡をいただきレビューさせていただくことになりました。
最近ライティングアクセサリーで耳にすることが増えたLAOFASというメーカーのLED RGBライトになります。
こういう小型軽量のパネル型のライト自体も最近よく見かけるようになってきましたね。
ライティングアクセサリーは大きければ大きいということではなくて撮影環境次第では小さな機材も必要になります。
そんな時に便利な小型LEDライトがどんなものなのか、実際に製品を触りながら見ていきたいと思います。
動画映えにも使えるので要チェックですよ~!!
製品スペック
パワー調整範囲 | 10%(最低限)- 100%(最大限) |
色温度範囲 | 2500K – 8500K(±100K 調整可能) |
最大輝度 | 630LM、850Lux / 0.5m(0.5m、5600K 100%光量) |
ランプビーズ | 28個(2色)+ 24個(RGB色) |
演色評価数 | CRI≥95(RA)(ホワイトライトモード限り) |
パワー(最大) | 8W(定電力) |
充電 | USB Type-C、5V / 2A |
充電時間 | 約3時間 |
バッテリー容量 | DC3.7V / 3000mAh |
バッテリー寿命 | 約1.2時間(100%フル、5600K連続出力) |
作動環境温度 | -10°〜35°(保管温度:-10°〜50°) |
固定インターフェース | 1/4スクリュー |
製品サイズ | 約115mm × 68mm × 13mm |
重量 | 約157g |
製品パッケージ&本体外観
箱を開けたところ。本体は白っぽい袋に包まれてはいっていた。
本体には保護シートが貼られている。
使用前にはがして使うようだが僕がいただいた製品に関してはこの引っ張ってはがしてくれ!ってシールをはがしても保護シートははがれてくれませんでしたw
爪で引っ掛けるようにしてやれば問題なく剥がれますし、パネル自体も光を拡散させるためにもともとざらついたテクスチャがついているので傷なども心配ありません。
本体は落ちついたグレーメタリックで非常に小型。
高級感があります。
ボタン類は本体側面に5つあります。
電源、モードセレクト、セット、プラス、マイナスボタンです。
モードを選びセットで項目を選び、プラスマイナスで調整する感じになります。
電源ボタンは長押しで起動、起動状態で短押しでスリープ、長押しで電源オフになります。
ボタン類の押し心地もチープ感はなく価格なりといった感じです。
充電に関してはUSB-Cポートから行います。
さすが!分かってるぅ!
筆者はUSB-C押しです。
ケーブルが少なくて済むように充電の類はすべてCで統一してほしいところです。
ちなみに給電しながらの使用はできません。ここが少し残念ですね。
カタログスペック上では本体バッテリーは3000mAhで5600K最大光量で約1.2時間使用できるようですが、なぜか表示は1.4hになっています。
まぁこの辺は誤差の範囲ってことですかね。
最大光量で1.2時間とのことですが、光量によって使用時間は変わりますよね。
このライトは現在の光量でどの程度の長さ使用できるかというのが表示されます。
これめちゃいいですね!
ただ実際の時間よりも早く進んだりするので過信は禁物ですが目安が分かるのは非常にありがたい仕様。
色やモード、光量なんかで時間が変わるので調整する際は確認したいところですね。
説明書は日本語での記載がありました。
多国籍言語での表記があるのがLAOFASというメーカーがユーザーを大切にしているのが分かります。
小型軽量ということでキャリングポーチもついてきます。
本体保護はもちろん本体がアルミ製で固いこともあり周りのものを傷つけないという意味でもありがたいですね。
発光モード
このライトには発光モードが8つあります。
- CCT Preset
- Color Temperature
- RGB
- DIY Color
- Stream Effect
- Thunder Flash Effect
- Warning Light Effect
- Scene
CCTプリセットに関しては環境に応じた色温度が事前に設定されているので簡単に色温度を設定できます。
Color Temperatureは色温度を100K刻みで自分で設定するモードです。他ライトと色温度を合わせるときなどよりしっかりとしたセッティングの際に便利です。
RGBモードは色相、彩度、光量を選んで様々な色を作り出すモードです。このライトをカラーライトとして使う場合比較的簡単な設定になります。
DIY Colorに関してはR,G,Bそれぞれを1%刻みで調光して調色するモードになります。
狙った色を作るのは慣れないとかなり面倒かなと思います。色相環などが頭に入っている人はRGBモードのほうがおすすめ
ストリームエフェクトは流れるように色が変わるモード、サンダーフラッシュは雷の光ったような発光をします。ワーニングライトはアメリカのパトカーのような赤と青が切り替わりに光るモードでシーンモードはBar,Birthday,Fairy Tale,Grassland,Sea Waves,Aurora,TVのモードであらかじめ設定された光り方を選ぶモードです。
色が変わっていくようなモードは僕の場合はあまり使用しませんが色の発色自体はかなりしっかりしています。
間接照明的に使ったり、映像表現としても使えそうですね。
ワーニングエフェクトはパトカーが近くに止まっているような表現として使えそうでしたが日本のパトカーの赤色灯とは違うのが残念ですね(笑)
10cmぐらいの距離で白いパネルに光を当てた状態。
小さいですが本体が面光源になっているのでこの距離でも柔らかく照らしてくれています。
最近よくある使い方としてはYouTubeなどの撮影で背後にこういったライトを仕込んで間接照明的に使っているのをよく目にします。
そういった使い方でも十分に使えそうですね。
演色性が高くビデオライトとしても優秀
サイズからしてキーライトとしては使いづらいですが限られた環境ではキーライトとしても使用できそうです。
演色性がCRI95+ということでかなりよさげ。
人物を照らして撮ってみましたが肌の色も綺麗に出ていました。
環境に合わせて一発で色温度を合わせられるモードや100Kごとに緻密に設定できる色温度モードなどもありこれが僕的には一番ありがたい。
フィルライトとして使う際もキーライトに色温度を合わせられるのでとても使い勝手がいいです。
とはいえ光源としては小さいので影は固くなってしまいますね。
定点などで大きなライトを使える環境であれば光質はそちらのほうがもちろん良いです。
だがしかし機材は適材適所。
カメラの上にマウントして使えるのがこういった小さい照明の良いところです。
手持ちカメラで撮影の場合や決まった位置に光源を置けない場合は場合によっては被写体に影が落ちることがあります。
そんな時こいつをカメラの上につけておけば常に被写体は明るく撮れます。
超便利ですね!
もっと小型のカメラに取り付ければ夜に外で自撮りする撮影する際なんかにも便利そうですね。
ミニ三脚とシューマウントが付属してきた。
上写真は付属のシューマウントを使用しています。
ただ光源自体がパネル内に点光源が並んでいる形になるので映り込みや影の出方には注意が必要です。
そもそも四角い光源なので映り込みには注意したほうが良いかなと思いますが、人物を撮る際眼鏡など反射しやすいものがあると目立ちます。
また、点光源が並んでいるので近くのものに対しては影がマルチシャドウになります。
この辺はLED照明の性質として注意する必要がありそうです。
光量をある程度犠牲にできるようであればディフューズする方法を考えるといいですね。
ただ影を作るものが無い場所であれば綺麗なグラデーションをつくってくれるのでフィルライト的な使用方法であれば十分おススメできるし、小型というアドバンテージが活きる場面であれば十分キーライトとしても機能してくれると思います。
気になるところ
操作については正直使いやすい!ってほどではないです。
色温度や輝度などを調整する際はホイールが欲しい!と思いました。ボタンで1%刻みで調整するのは面倒なのが正直なところ。
カラーモードの設定などは割と簡単にできますが色が変わっていくのだったり輝度が変わっていくものばかりなのであらかじめ決まった色でいいので単色をボタン一つで切り替えていけるモードが欲しかったかなと思います。
(単色のカラーライトの場合都度自分で調色する必要がある。)
あとほかの似たような製品でマグネットを内蔵していたりアームがついているものがありますがこちらの製品はそういったものはありません。
マグネットは側面にあると便利だったな~と思いますね。
ただそういったマグネットが内蔵していたりアームがついているものはこれよりも高いものばかりなのでシンプルに使う分には価格的にコスパはこちらのほうが高いのかなと思います。
あと似たような製品にある色相環の表示もないので自分の感覚でやるしかありません。
その点は使い慣れていない人は戸惑うかもです。
まとめ
演色性CRI95+、幅広い色温度設定範囲、RGBライトというものの中ではかなり安めでいいのではないでしょうか。
間接照明的に使えば動画を彩ることもできますし、カメラに載せればフットワーク軽く撮影ができます。
給電動作ができないのは残念ですが長い現場であればもうちょい大きい機材を使うかなと思いますし移動の間にUSB-Cで充電できるので大丈夫でしょう!
もしあれなら安いし二つ買ってローテーションしましょ!w
ポケットに入るのでとりあえず持ち歩くライトとしてもめちゃくちゃおススメです!
ぜひチェックしてみてね~!
面白いな、参考になったなと思っていただけたらぜひシェアの方よろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!
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