#1 まずは良い写真を定義づけてみよう。【#80点の写真を撮るために】

写真が上手くなりたいと思ったときに自分なりの良い写真の定義を持っていますか?
とりあえず目についたものを、好きなものを撮る。好みは人それぞれなので自分が満足していればそれで大丈夫です。
ただ、ここではみんなに80点の写真を撮ってもらうために一旦定義づけます。

前回の記事を読んでない人は一度目を通して見てね。

スポンサーリンク

良い写真の定義

それは、

見せたいものを見せられる写真です。

見せたいものというのは何も物だけではなく人物、物、景色、被写体になりうる全てです。

写真っていうのは良くも悪くもシャッターを切れば写真そのものは一旦完成してしまうのです。(本当の意味での完成かどうかは別として)なんとなくシャッターを切って写ってしまうものだからなんとなく満足してしまう。
別に全然良いのですが、せっかく写真を撮るのを楽しんでいるのであれば自分の見せたいものを見せられるようになった方が絶対楽しくないですか?

自分が見せたいと思ったものを見せられる写真。ここを見てねという意図が感じられる写真。それがいわゆる

伝わる写真

なんだと思います。

撮り手の意図が、意思が伝わる。
それが良い写真の最低限の定義なんだと思います。

写真なんて見せたいものを撮ったらそれで伝わるでしょ?と思う人もいるかもしれませんが、僕はそうは思いません。
他人の写真を偉そうに批評するような立場でもありませんが、やはり写真を見たときに「どこを見たら良いんだろう?」「何を見せたいんだろう?」と感じる写真は少なくありません。

見せたいものを見せることができて初めて「なんか素人っぽくない」になるんだと思います。

見せたいものを見せる技

photo by ミヤタショウタ

写真を目の前に出されたときに明確に視線を集める写真とそうでない写真があります。

上の写真は僕が撮ったものですが、パッと写真を見たときにどこを見ましたか?
大体の人は女性の目そのあとビビッドなスニーカーを見たんじゃないでしょうか。

そんなのあたりまえじゃーん!人物の写真を見たら目を見ちゃうでしょ!って思ったあなた。

その通りなんです。

写真は好み。というのは大前提としてあるのですが、人間の感性には習性も関わっています。
その当たり前、の感覚が全てではないにしろ意識するだけで全然違う写真になるんです。

写真を撮るということは何か自分の好みのもの、気になるものを見つけてシャッターを切ることが多いと思います。
そういうときに自分の見せたい世界を見せられる技術というのが写真にはあります。

素人っぽくないと思わせる要素

人によって点数での定義だと分かりづらくなるかなと思うんですけど80点の写真とは、「素人から上手いなと思われるレベル」と思ってください。

こいつ…写真上手いな…と思わせる大きな要素としては

  • 見るべきものがわかる
  • テーマがある
  • 非日常を感じる
  • 写真ならではの表現方法
  • 水平垂直を意識している

あたりかなと思います。

それぞれをこれから深く掘り下げていく予定なので、ここでは簡単に説明します。

見るべきものが分かる

これが大前提。
上で書いたようにここから写真が始まるんだと思います。

見るべきものがわかる、見せたいものが見せられるというのは言い換えると

視線誘導がしっかりできているということです。
視線誘導がしっかりできているということは撮り手の意図を伝えられるということです。

テーマがある

テーマを見つけると写真はぐっと変わるとよく聞きます。
これは確かです。

テーマも視線誘導と同じで撮り手の意図を強く含む部分なので伝わる写真には必須だと思います。
というか伝えたいことがテーマになり得るってことですね。

撮りたいもの、好きなものを考えてみると良いと思います。

非日常を感じる

これは一番単純に素人っぽくない感を出せるんじゃないかなと思います。
いわゆる写真に興味もないような人たち、もしくはラフに写真を楽しんでるような人たちが見たことのない光景を撮る。ということです。

単純によく見る光景とあまり見たことのない光景だったら後者の方が目を惹きつけますよね。

被写体そのものが珍しい場合、あまり人が出歩かない時間帯の写真、人間の目では見られない写真、そういう非日常を感じる写真は素人感を消すのにうってつけです。

ただ、多くの人が目にしない光景というのは逆に言えば特別な行動をしなければ目にできない光景なので簡単だとは思いませんが…(笑)

写真ならではの表現方法

これは単純にカメラ、写真への理解度が素人より上というのが実感できますよね。

ストロボを使う、シャッタースピードを活かす、レンズのパースを活かして切り取る

カメラ、レンズ、ライトなどの使い方で色々な表現方法があります。
その多くは人の目では見られない、または認識できない光景を得られるので写真を見る人たちをワクワクさせる要素になります。

水平垂直を意識する

これは水平、垂直をしっかりと出せと言っているわけではありません。
水平や垂直を意識するかしないかで写真は変わります。

基本的にあまり写真を意識して撮らない人たちは水平垂直なんてほぼ気にしないんです。
手で持って、撮りやすい角度で撮る。なんとなく縦に、なんとなく横に向けて撮る。

だから必要に応じて水平垂直を出してあげたり、逆にわざと外してみたりするとなんとなくこいつ上手いな…に繋がりますよ。

ちなみに商業撮影系のカメラマンだと水平、垂直が意識できないとお仕事になりません。
それぐらい大事なことなんです。

スポンサーリンク

これから

簡単に紹介しましたが、上に書いたようなことをこれから掘り下げていくつもりです。
「はじめに」でも書きましたが、この記事は細かな設定や使い方を書いていくものではありません。
80点の写真を定義づけてなんとなく感じていたものを論理的に理解することでみんなの表現を底上げできたらなと思って書いていきます。

なので読んでいて何か学びがあればぜひすぐ試してみてください。

次回は視線誘導について書いていけたらなと思います。

読んでいただきありがとうございました!

写真の知識
スポンサーリンク
ミヤタショウタをフォローする
この記事を書いた人
ミヤタショウタ

愛知県名古屋市在住のフリーランスのフォトグラファー。
主に人物写真、アーティストの宣材写真やライブイベント写真などを撮影。
現在名古屋市内の専門学校にて写真講師もしている。

ミヤタショウタをフォローする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
フォト屋|カメラマンのための情報共有サイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました